2022年11月14日(月)NHK「きょうの料理」
四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
実りの秋の手仕事は
くるみの名産地、長野で暮らす横山タカ子さんの「くるみ」です。
ここでは
むき身のくるみで手軽に作れる「くるみペースト」が登場。
洋風にも和風にも活用できるレシピ
早速ご紹介します!
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くるみの下処理
鬼ぐるみ
※ 鬼ぐるみは殻が非常に堅いため、割れ目ができるまで乾煎りしてから半分に割る。
① くるみは殻を洗って水けを拭き、よく乾かす。
② 表面加工してない厚手のフライパンに広げ入れ、時々混ぜながら弱火で30~40分炒る。
③ 焦げ色がついて割れ目ができてきたら取り出して冷ます。
④ 床に新聞紙などを敷いて平らな石や堅い板を置き、くるみをのせる。
⑤ 殻の割れ目にマイナスドライバーの先端を差し込み、柄を金づちでたたいて半分に割る。
⑥ 先端がとがった串などでむき身を取り出す。
※ 酸化しないうちに乾煎りする。
⑦ フライパン(②と同様のもの)にむき身を広げ、カリッとするまで弱火で5~10分炒る。
※ 渋皮は剥かずに自然に取れたものだけ除く。
菓子ぐるみ
※ 菓子ぐるみは殻が割れやすいため、乾煎り不要。力を入れ過ぎて粉々にしないよう注意!
① くるみは殻を洗って水けを拭き、よく乾かす。
② 平らな石や堅い板にのせて、とがったほうを上にして手で支え、金づちで軽くたたく。
③ 割れ目ができたら手で半分に割る。
④ 以下鬼ぐるみと同様。
「くるみおはぎ」
くるみだれに少しずつ絡めながらいただくスタイル。
材料(2人分)
もち米:2合(360㎖)
くるみ:適宜(むき身を乾煎り)
砂糖
【くるみだれ】
くるみペースト:大さじ5
無調整豆乳:大さじ2+1/3
※もち米は炊きやすい分量。残った分は半づきにして丸め、きな粉をまぶしたり、餡でくるんだりして。
作り方
① もち米は洗って水けをよくきる。
② 炊飯釜に入れて水(420㎖)を注ぎ、半日~一晩おいて普通に炊く。
③ 1/5量をすり鉢(ボウル)に入れてすりこ木で半づきに。
④ くるみだれの材料をよく混ぜ、器に等分に入れる。
⑤ ボウルに水(1/4カップ)、砂糖(大さじ1)を混ぜ、手水をつくる。
⑥ 手水をつけた手でもちを2等分して丸め、くるみだれにのせる。
⑦ 好みでくるみをあしらう。
万能!「くるみペースト」
ローストくるみを買ってきても
家でさらに炒るのがポイント!
そばつゆに混ぜてもパンに塗っても。
材料
くるみむき身:80g(鬼ぐるみでも菓子ぐるみでも)
@無調整豆乳:1/4カップ
@砂糖:大さじ2
@塩:小さじ1/4
作り方
① くるみは乾煎り。
② 自然に剥けた渋皮を除き、すり鉢で粗ずり。
③ 容器にくるみと@を入れ、フープロなどでペースト状に。
※ 清潔な容器に入れて3日間冷蔵保存。
今回紹介されたレシピ
「くるみバルサミコがけ」
「万能!くるみペースト・くるみおはぎ」
「鬼ぐるみリキュール」
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おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!
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