ワケあって
福島駅から奥羽本線なるものに乗って米沢を目指した記録です。
本数少なくて驚いたのなんの。
いっそもう少し時間があれば
福島駅周辺で「古関裕而」の何かが見れたかもしれないな。
リサーチ不足でした。
そうリサーチ不足…
峠駅とは

駅に着いたはずなのに
暗いので何が起こっているのかと思いきや
なんとスノーシェルターに覆われているとのこと。
島式ホーム1面2線を有する地上駅。警報機と遮断機付きの構内踏切がある。米沢駅管理の無人駅。
板谷峠は急勾配と豪雪による難所として知られ、山形新幹線開業まで普通列車はスイッチバックで登っていた。このため、複雑な線路やポイントなどの施設が駅構内に設けられ、それらは雪から守るためスノーシェルターで覆われていた。同新幹線開業にともなう改良と電車化によりスイッチバックは廃止されたが、スノーシェルターは新たに設けられたホームの覆屋として流用され、上下線も含めて大きく覆った構造から独特の雰囲気となっている。
へぇーーー。
この豪雪地によく線路を通したなぁ。
「峠駅」は1899年開業。
2020年秘境駅ランキング15位であります。
峠の力餅
その「峠駅」に電車が停車するやいなや
懐かしい声が聞こえてきた⁉
「ちから~もちぃ~♪」

ええええ?
おおおお!
そういうことか!
しまったー。
名物、力餅の立ち売りです。
ココだったのか!
知ってる人は準備万端。
扉が開くと
ささっと降りて
ささっと購入したっぽい。
お見事。
朝日新聞社動画
走り出してしまった車内で
こちとら呆然ですよ…
手になさった方は
いそいそと封を開け
整然と並んだ白いお肌とご対面を果たしておいでの様子。
しまった!
勉強不足だった…
こんなチャンス二度とないのに。
だって普段は米沢まで新幹線利用するもんね。
まさかの展開
と
その戦利品をお持ちのおじさまが
周囲の乗客に
「いかがですか」
とふるまい始めたではありませんか!
なんて心意気!
当方にも
1つ分けて下さり
厚かましくも写真まで撮らせていただいた次第です。

いやぁ
柔らかモッチモチ
若干塩気が感じられるも優しい甘さ。
てか
彼の心遣いが染み入ったのかもしれませんね。
降り際
同じように頂戴した若い男の子が
「ごちそうさまでした」と
きちんと挨拶していらしたのも
ほっこり気持ちよかったな。
有り難くおいしくいただきました。
ごちそうさまでした。
コロナの心配とか吹っ飛んでたわ
新幹線では買えない
こちらの「峠の力餅」は
新幹線の車内販売で売られていた商品とは別物であります。
あちらは米沢の分店が作っているとのこと。
商品名のみ共有している状態なんだそうです。
この秘境でのみ楽しめるお餅です。
お先にトクだ値スペシャル
今回はGoToトラベルを使わず
JR東日本の新幹線半額キャンペーン
「お先にトクだ値スペシャル(乗車券つき)」
を利用しました。
こちらは区間限定商品のため
関東から福島までは新幹線を利用し
乗車券までマルっと半額。
浮いた分は肉にBET!
福島から米沢へは鈍行を利用した次第です。
望まない鈍行の選択だったのに
素敵な出会いがあるから
旅って面白いですね。
おまけの「立ちソバ」
実は
礼二・友近の妄想トレインという番組が好きでして。
南田マネージャーや土屋くんも出ていますね。
タモリ電車クラブとかぶるな
もう一度見たい回もたくさんあります。
huluの出番かしら
コロナのご時世だし
居ながらに旅した気分になれるのが面白いです。
乗り換えが忙しくてついつい疎かにしがちだけれど
同番組で紹介していた立ち食いソバの春菊天でもチャレンジしてみようかな?

米沢駅にも立ち食いソバのお店がありましたが
満腹でスルーしてしまいました。
米沢らしい「だしそば」を
試したかったな。残念。
おしまいに

峠駅はわずか30秒の停車時間だそうですが
ドキドキわくわくがギュッと詰まっていました。
もしまごついても
目の前で扉を閉めて駅に取り残すような
いけずなマネはしないそうですのでご安心を!
最後までご覧くださりありがとうございました。