知らなかった!?料理酒＆みりん

・　料理酒の代わりに大吟醸を使う…
→　なし「もったいない！」
→　大吟醸は米を削りに削っており、料理に必要なウマミが少ない。
　　もちろん値段的にももったいない！
→　せめて純米酒や普通酒で（米の削りが大吟醸よりも少ない）

・　料理酒は食塩を加えて安く売られるようになった。
→　料理酒は酒ではなく調味料。酒税がかからない分安い。

・　調理酒の塩分は？
→　気にせんでええ。
→　約2％。大さじ1の料理酒に0.3gの塩分。
→　大量に使う場合は計算してみよう。

・　料理酒は適当に使ってOK！
→　計量せずに使っても問題ない！
→　たくさん入れてもウマミが増えるだけ♡

・　入れるタイミング
→　料理酒・みりん→さ砂糖→し塩→す酢→せ醤油→そ味噌
「酒（みりん）は最初のさ」「ささしすせそ」
→　クサミ消し：アルコールに熱を加えるとニオイ成分と一緒に蒸発する。
→　しっとりやわらか効果：アルコールによって沸点が少し低く保たれる。
→　みりんのアルコールと糖分が加わり、煮崩れしにくくなる。

・　焼きそば麺をほぐすときも水ではなく酒で。
→　仕上がりがベチャっとならない。

・　みりんはもち米を発酵させた甘い酒。
→　9種類以上の糖分を含み、複雑な甘さが特徴。
　グルコース、マルトース、パノース、イソマルトース、イソマルトオリゴ糖、α-エチルグルコシド、トレハロース、エリスリトール、キシロース
→　口の中で感じる甘味のスピードが違うため、奥深さ、上品な甘みが。

・　砂糖とみりんの使い分け。
→　野菜だけの煮物にはみりんを使ってコクを出す。
→　肉や魚はうま味が強く、みりんの良さを生かせないため砂糖を使う。

・　照りやツヤを出したい場合は最後にみりん。

・　3種のみりん。
①　本みりん：アルコールを含む（法律上は酒の扱い）
②　みりんタイプ調味料：アルコール、食塩を含む（少し安い）
③　みりん調味料：アルコールをほとんど含まない（煮崩れ防止効果はない）