今回のテーマは「冬の減塩」です。
料理の温度が上がるほど
舌は塩味を感じにくくなるそうです。
そのため
温かい鍋や煮物料理をいただく冬は
塩分取り過ぎの傾向が。
そこで堀知佐子さんが
わかめの塩けとニラの香り
香ばしく焼いた鶏肉の旨みで
調味料要らずのキムチ鍋を教えてくださったので
早速ご紹介します!
減塩のコツ
旨み
だしを濃い目にとり旨みの強い食材を使って、物足りなさをカバーする。
香りのある食材も強い味方。
煮る時間は最低限に
調味料を加えて長時間煮ると、塩分が食材にしみ込む。
先に食材に火を通して調味料を後から絡める工夫を。
カリウム
芋類や海藻を使って、カリウムで塩分の排出を促す。
「鶏肉のキムチ鍋」
材料(2人分)
鶏もも肉:1枚(250g)
白菜キムチ:100g
白菜:1/8個(400g)
わかめ:50g(乾燥わかめ5gを戻す)
ニラ:1/2把(50g)
水:3.5カップ
白ごま:少々
作り方
① 白菜は芯を除いて耐熱皿にのせる。
② ふんわりとラップして600Wで5分レンチン。
③ 水けをしっかり絞って2㎝幅に切る。
巻きすに包むと力を入れなくても均一に絞れる。もちろん手で絞ってもOK。スープが薄まらないので調味料を足さなくて済む。
④ フライパンに、広げて皮目を下にして鶏肉を入れる。
⑤ 弱火で皮がパリッとするまで10分ほど焼く。6等分する。
鶏肉は皮をしっかり焼くことで、旨みや香ばしさが増して食べ応えが出る。反対側は焼かずにだしを出す。
⑥ 鍋に白菜、鶏肉、キムチ、わかめを入れて水を加え中火にかける。
※ 塩蔵わかめの場合はしっかりと塩抜きする。
⑦ 沸騰して20分煮る。
⑧ ニラを加えてひと煮立ち、白ごまをふって出来上がり。
「キムチ雑炊」
① ごはん適量を水で洗ってヌメリを取る。
② 鍋に加えて強火にかける。
③ ひと煮立ちして出来上がり。
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堀知佐子さん情報
管理栄養士でレストランのオーナーシェフ。

おしまいに
味覚は慣れ!
薄味を侮るなかれ。
どうぞ参考になさってくださいね。
ご覧くださりありがとうございました!
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