一流料理人に極意を教わるシリーズ。
今回は
旬のあさりを使った春の定番パスタ
「ボンゴレビアンコ」です。
落合務さんのプロの技
早速ご紹介します!
あさりの砂抜き
① 塩分濃度3%の水につけ、常温で暗い所に1~2時間置く。
② 殻をこすり合わせてよく洗う。
③ 水けを切る。
基本「アーリオ オーリオ・ペペロンチーノ」
アーリオ:にんにく
オーリオ:油
ペペロンチーノ:唐辛子
にんにく風味のオイルは多くのイタリアンの素となるもの。
材料(2人分)
にんにく:2~3片(20~30g)
赤唐辛子:1本
オリーブ油:大さじ4(60㎖)
作り方
① 下ごしらえ
・ イタリアンパセリはみじん切り。
・ にんにくは3~4等分、やや厚めの薄切り。
・ 赤唐辛子は半分にして種を抜く。
② フライパンににんにくとオリーブ油を入れて強火にかける。
※ 焦げないように先入れ、後点火。
③ にんにくから泡が出て香りが立ったらごく弱火。
※ フライパンを傾け、にんにくをオリーブ油に浸けた状態でゆっくりと香りを移す。
※ 竹串がスッと入るまで焦がさないように。
④ 火を止め赤唐辛子を加えて軽く混ぜる。
※ オリーブ油に香りを移す。
「ボンゴレビアンコ」
材料(2人分)
あさり:30こ(500g)
スパゲッティ:1.4㎜140g
イタリアンパセリ:適宜
バター:10g
作り方
① 上記④のフライパンにあさり、水(1/4カップ)を加える。
② 蓋をして強火で蒸す。
③ 鍋に湯(2ℓ)を沸かし塩(20~25g)を溶かす。
※ 塩分濃度1%強。
④ スパゲッティを表示時間より1分短く中火で茹でる。
※ 火加減に気を付け麺をおどらせない。
⑤ あさりの口が開いたら蓋を取る。
⑥ 中火で煮汁が3/4量になるまで煮詰める。
⑦ バターを加えフライパンを揺すりながら軽く混ぜる。
※ 油と水が均一に混ざり白く濁るまでトロミをつける(乳化)
⑧ スパゲッティが茹で上がったら湯を切り、ソースに加える。
⑨ ごく弱火にかけながら全体をざっと和えて皿に盛る。
※ 砂が残っている場合があるので、スープを全かけすることはしない。
⑩ イタリアンパセリを散らす。
プロ直伝シリーズ
一流料理人に極意を教わるシリーズ。
【2023年】
1月は島田哲也さんの「赤ワイン煮」
【2022年】
1月は野﨑洋光さんの「煮魚」
2月は樋口宏江さんの「クラムチャウダー」
3月は大宮勝雄さんの「メンチカツ」
5月は脇屋友詞さんの「担々麺」
6月は島津修さんの「いわしの梅煮」
7月は鈴木美樹さんの「ミートソーススパゲッティ」
8月は斉風瑞さんの「棒棒鶏」
9月は石井真介さんの「ムニエル」
10月は和知徹さんの「ハンバーグ」
11月は脇元かな子さんの「炊き込みごはん」
12月は大津光太郎さんの「シューマイ」
4月は落合務さんの「ボンゴレビアンコ」
5月は井桁良樹さんの「青椒肉絲チンジャオロースー」
6月は坂田阿希子さんの「究極のフライドチキン」
7月は神田裕行さんの「アジの押し寿司」
8月は斉風瑞(さいふうみ)さんの「ねぎワンタン」
9月は島田哲也さんの「ステーキ」
11月は按田優子さんの「餃子」
12月は陳健太郎さんの「春巻」
落合務さん情報
おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!