四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
今回は
夏の果実でピュレ、シロップ、ジャムなどの保存食を学びます。
「マンゴーピュレ」は普通のマンゴーでも美味しくできるそうです。
「キウイジャム」はさっぱり甘酸っぱい風味。
短時間で煮てフレッシュに仕上げるレシピです。
早速ご紹介します!
「マンゴーピュレ」
材料(500㎖分)
マンゴー:2個(900g)
グラニュー糖:100g
レモン汁:大さじ2
水:大さじ2
作り方
① 下ごしらえ
・ マンゴーは種の脇に包丁を入れて3つに切り分ける。
※ 3枚おろしのように。
・ 果肉に格子状の切り込みを入れて皮から外し、ボウルに入れる。
※ 繊維は入れない方が口当たりがよい。
・ 種の周りの果肉もスプーンで削ぎ取る。
※ マグロの中落ちのように。
・ 粗く潰してグラニュー糖を加えて混ぜる。
※ 3割ほど形を残すのが食感も良くておすすめ。
② 鍋に①、レモン汁、水を加えて中火。
※ 水のかわりにリキュールでも美味。
③ フツフツ沸いてきたらすぐに火を止めて冷ます。
④ 清潔な保存瓶に入れる。
※ 冷めたら食べ頃。
※ 冷蔵庫で1週間保存。冷凍で2か月。
「マンゴーかき氷」
① マンゴーピュレはかき氷のシロップに。
※ 好みでコンデンスミルクをかけても◎
「キウイジャム」
鍋は、酸に弱いアルミはNG。
材料(600㎖分)
キウイ:4~5個(正味400g)
グラニュー糖:280g(キウイの正味70%)
レモン汁:大さじ2
作り方
① 下ごしらえ
・ キウイは芯を除き皮をむいて2㎜厚さのいちょう形。
・ 鍋に入れてグラニュー糖、レモン汁を加えて混ぜる。
・ 表面にぴっちりとラップをし水分が出るまで1時間おく。
※ 脱水させた果汁で煮ることで風味豊かなジャムに仕上がる。
② 果肉を粗く潰し強火にかける。
③ 沸騰してアクが出たら丁寧にすくう。
※ 長期保存する場合はアクがカビの原因になるのでしっかり除除く。緑のアクは除くが白いアクは旨みでもあるので加減が大事。取りすぎるとフルーツの香りがする甘い液と化してしまう。
④ 鍋底が焦げないように耐熱のゴムべらで混ぜながら強火で3~4分煮立たせる。
※ 側面の焦げにも注意。
⑤ 水面に出てくる泡にツヤが出たら弱火。
⑥ 少量をすくって氷水に入れ粘度を確認する。
※ 水中で散らなければ〇。散るようならばさらに強火で1~2分煮る。
⑦ 熱いうちに清潔な保存瓶の口ギリギリまで詰める。
⑧ 蓋をして逆さ。冷めるまでおく。
※ 冷めたら食べごろ。
※ 常温で3~4か月保存。開封後は冷蔵庫で1週間。
「カナッペ」
① クラッカーにカマンベールとキウイジャムをのせる。
※ 塩気がきいたチーズと相性◎
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どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!