2022年4月18日(月)NHK「きょうの料理」
季節ごとの手仕事を分かりやすく伝える新シリーズ「初めての手仕事」が始まりました。
今月は
山脇りこさんの「たけのこ」です。
・選び方
・アク抜き法
・茹で方
そして
持ち味を生かしたシンプルなレシピ
早速ご紹介します!
>>関連タグ→山脇りこ タケノコ 釜-1 炊き込みごはん 混ぜごはん
たけのこの選び方
土の中でゆっくり育ち、日に当たる時間が短いものが柔らかくて◎
ずんぐりと太くて重く、皮の色が薄いものを選ぶと良い。
「ゆでタケノコ」
材料
たけのこ:1~2本(1㎏)
米ぬか:1カップ弱
作り方
① 下ごしらえ
・ タケノコは外側の堅い皮を2~3枚剥く。
・ 穂先の堅い部分を斜めに切り落とす。
・ 皮に縦3~4か所、2~3㎜深さの切り目を入れる。
※ 皮が剥きやすくなる。
② 大きく深い鍋にタケノコを入れかぶるまで水を注ぐ。
③ 米ぬかをタケノコの表面を覆うように加え、強めの中火。
※ タケノコが水面から出るようならペーパータオルを2~3枚重ねて落し蓋に。
※ 米ぬかがない場合は米の漕ぎ汁を使う。
④ グラグラ沸いてきたら中火。
⑤ フツフツ沸いた状態を保ちながらやわらかくなるまで50~60分茹でる。
※ 途中、タケノコが水面から出るようなら水を足す。
⑥ 根元の方に竹串を刺し、抵抗なく中心までスッと通ったら火を止める。
「タケノコに茹で過ぎはない」
⑦ 蓋をしてそのまま冷ます。
※ 鍋の中で完全に冷ますとエグミが取れる。
⑧ 流水でぬかをサッと洗い落し皮をむく。
※ 穂先のやわらかい皮(姫皮)は刻んでみそ汁や和え物に。
⑨ 穂先の堅い部分は切り落とす。
⑩ 堅い根元を1㎝ほど切り落とし、根元側の堅い表面をグルリと剥く。
⑪ サッと洗って水けをきる。
※ すぐに使わない場合はタケノコを2~4つ割りにして保存容器に入れ、完全にかぶるまで水を加える。
※ 毎日水をかえて冷蔵庫で3~4日保存。
「バターとコショウのたけのこごはん」
洋風の味付けが新しい!
材料(3~4人分)
茹でタケノコ:150g
米:360㎖(2合)
イタリアンパセリ:みじん切り適宜(パセリ、三つ葉でもOK)
白ごま油:小さじ2
塩:小さじ1
バター:大さじ1+1/4(15g)
醤油:小さじ2
粗挽黒コショウ:小さじ1/2
作り方
① 下ごしらえ
・ 米は洗って水けをきり、炊飯釜に入れる。
・ たけのこの穂先は1㎝角、根元は7㎜角。
② フライパンに白ごま油を中火で熱し、タケノコを入れて塩をふり、触らずに焼く。
③ 香りが立って少し焼き色がついたら全体を炒める。
④ バターを加えて炒める。
⑤ バターが溶けたら醤油を加えフツフツ沸き始めたら火を止める。
⑥ フライパンの底をこそげるようにして具材を全部、内釜に加え、ざっくりと混ぜてならす。
⑦ 水を2合の目盛りまで加えて通常炊飯。
⑧ 炊き上がったら黒コショウを加えて混ぜる。
⑨ 器に盛り、さらに黒コショウ、イタリアンパセリ。追いバターしても◎
今回紹介されたレシピ
「たけのこの梅昆布煮・オイル漬け」
「タケノコの木の芽みそ和え」
「バターとコショウのタケノコごはん」
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おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!