2022年12月26日(月)NHK「きょうの料理」
四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
今月の手仕事は
すし職人・野本やすゆきさんの「タラの粕漬」です。
平安時代の文献にも記録が残る伝統的保存食「粕漬け」
冬の食卓を豊かにする魚介の手仕事
早速ご紹介します!
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「タラの粕漬け」
ブリ、サワラ、サーモン、鶏肉でも◎
一緒に漬け込むのは×、魚は魚、肉は肉、野菜は野菜の原則で
香り高い粕漬けでまろやかでコクのある味わいに。
材料
生だら:4切れ(400g)
板酒粕:500g
酒:大さじ4
味噌:100g
砂糖:80g
塩:小さじ2
作り方
① 酒床をつくる
・ ボウルに酒粕をちぎり入れ、酒を加える。
・ ふんわりラップして600Wで3~4分レンチン。
・ 泡立て器で混ぜる。
・ 味噌、砂糖、塩を加え、よく混ぜ合わせる。
※ 滑らかになるまでよく混ぜる。堅いときは酒を少しづつ加えて調整。
② タラは水けをしっかりを拭く。
③ 清潔な保存容器に粕床を半量入れ、タラを並べる。
④ 残りの粕床を加えてタラを覆い、表面にぴったりラップを密着させる。
⑤ 蓋をして冷蔵庫で1~3日漬ける。
※ 隙間ができないよう、タラの間にも粕床を入れ込む。
※ 粕床は加熱してもう1回利用可能。鍋に入れて弱火にかけ、よく練りながら火を通し、余分な水分をとばして冷ます。
※ 清潔な保存容器で漬けて1週間冷蔵、1か月冷凍保存可能。
「タラの粕漬け焼き」
ごはんがススム!
材料(2人分)
タラの粕漬け:2切れ
作り方
① 粕漬けからタラを取り出し、粕床を拭き取る。
② 焼く
【両面焼きグリルの場合】
・ 中火で6~8分焼く。
【片面焼きの場合】
・ 3~4分焼き、返してさらに4~5分焼く。
今回紹介されたレシピ
「タラのかす漬け・粕漬け焼き」
「タラのかす漬け・粕漬けの唐揚げ」
「えびのおぼろ・おぼろごはん」
「イカの柔らかオイル煮」
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手仕事12か月
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【2023年】
2月は渡辺麻紀さんの「柑橘の手仕事」
おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!
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