「菊ごはん」はおもてなし料理。
シャキシャキした歯応えに繊細な色と香りが魅力です。
菊の花はどれもエディブルフラワー(食用花)ですが
特に味や香りの良いものが食用菊として栽培されているそうです。
淡い紫色の菊は「延命楽」という品種。
東北暮らしの頃は「もってのほか」という名で購入していた記憶が。
「天皇の御紋である菊を食べるなんてもってのほか!」
だとか
「もってのほか(思ったよりずっと)うめすな」
ということに由来していると聞きました。
ほろ苦い味と記憶が
色変を防ぐテクも必見です。
江上栄子さんの混ぜごはんレシピ
早速ご紹介します!
「菊ごはん」
材料(4人分)
米:2合(360㎖)
食用菊:黄80g
春菊:50g
@酒:大さじ1
@薄口醤油:小さじ1/2
@塩:小さじ1/3
白ごま:大さじ1
【酢水】
水:ボウル1杯
酢:小さじ1
作り方
① 下ごしらえ
・ 米は洗って釜に入れ30分水に浸ける。
・ 食用菊はガクから花びらを摘む。
② 鍋にたっぷりの湯を沸かして酢(大さじ1)を加える。
③ 菊をサッと茹でる。
④ 網ですくってすぐ薄い酢水に3~4分さらす。
⑤ ザルに上げて水けを絞り、ほぐして塩(少々)をふる。
⑥ 春菊は塩(少々)を加えた熱湯でサッと茹で、冷水に取る。
⑦ 水けを絞ってみじん切り。
⑧ 薄口醤油(少々)をふってもう一度絞る(醤油洗い)
⑨ 釜の水をいったん米がかぶるくらいまで減らして@を加え、目盛り通りに水を足して混ぜる。
⑩ 普通に炊いて蒸らす。
⑪ 白ごまは乾いた布巾に挟み包丁で切る(切りごま)
※ ペーパータオルで挟んでもOK。
⑫ 炊き上がったごはんに菊、春菊、切りごまを加えてサックリ混ぜる。
⑬ 俵型に抜いて器に盛る。
※ 物相型(もっそうがた)というのだそうです。
今回紹介されたレシピ
「なすと豚肉の中国風にんにく漬け」
「鮭と野菜のブレゼ」
「菊ごはん」
関連レシピ
おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!