大原千鶴さんの「小粋な季節の食卓」
パートナーは桂南光さんです。
「10月の食卓」は秋の味覚を楽しみます。
一品目は
新米の甘みや香りを五感で味わうために
蒸らさずに「煮えばな」のアルデンテをとらえます。
椀に一文字によそって懐石風に。
そのままでも、梅かつおでも楽しんで。
二品目は
きのこの旨みを最大限に引き出す、だし要らずの椀。
シンプルでありながら香り高く滋味豊かな味わいです。
大原流「秋の食卓」
早速ご紹介します!
「アルデンテごはん梅かつお添え」
材料(2人分)
米:180㎖
水:240㎖
【梅かつお】
梅干し:塩分10%1個
削り節:3g
砂糖:小さじ1/4
作り方
① 下ごしらえ
・ 米は洗って30分ザルにあげておく。
② 梅干しは種を除き削り節とともに包丁でたたく。
③ 砂糖を加えて混ぜる。
④ 土鍋に米と水を入れて中火。
⑤ 沸いてきたら鍋底を菜箸でこすって米をはがす。
※ このとき鍋底に付いた米をはがすと炊き上がったごはんが鍋底にくっつきにくくなる。
⑥ ここで蓋をして弱めの中火。
⑦ フツフツ沸いた状態を保ちながら9分炊き火を止める。
⑧ 椀に盛り梅かつおをのせる。
※ アルデンテでいただくのが大原流。
※ 残ったごはんは蓋をして10分蒸らせば普通のごはんに。
「えのきのお吸い物」
材料(2人分)
えのきだけ:60g
すだち:薄切り2枚
水:1+1/4カップ
薄口醤油:小さじ2
作り方
① えのきだけは根元の堅い部分を落としてほぐす。
② フライパンに重ならないように並べて中火。
③ 動かさずに2~3分焼きしんなりさせる。
※ しっかり焼き付けて香りを出す。
④ うっすら焼き目がついたら返し、水を加えて加熱。
⑤ 沸いたら薄口醤油を加えて味を調える。
⑥ 器に盛り、薄切りにしたすだちをのせる。
今回紹介されたレシピ
「秋の天ぷら」
「鶏と栗のしょうが煮」
「アルデンテごはん梅かつお添え・えのきのお吸い物」
おすすめレシピ
おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
今日も楽しい食卓でありますように。
ご覧くださりありがとうございました!