四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
待ってました!
生のタケノコ。
何より優先して(笑)
とにもかくにも茹でましょう!
時間とともにエグミが増すのが
タケノコというものであります。
この時期ならではの格別なおいしさ
早速ご紹介します!
たけのこの部位の特徴
知っておくとフルに使えますね。
穂先
香りがよく柔らかい。
エグミがある。
【たけのこごはん、煮物、汁物、揚げ物】に。
姫皮
薄く柔らかい皮の部分。
エグミがある。
【当座煮、汁物、和え物】に。
真ん中
ほどほどに柔らかい(笑)
食感と甘みのバランスが良い。
【たけのこごはん、煮物、照り焼き】に。
根元
堅い!
しかし一番甘い。
エグミが少なく風味がよい。
【たけのこごはん、おやき、ポタージュ】に。
「アク抜き&おいしい茹で方」
材料
たけのこ:1~2本(計1㎏)
赤唐辛子:1本
米ぬか:ひとつかみ(米1/4カップ、米の最初のとぎ汁2カップでもOK)
たけのこ茹で1日目
① たけのこは穂先を斜めに切り落とす。
※ 穂先に向かって細くなる辺りで。
② 縦に1本切り目を入れる。
※ 穂先は深く、根元は浅く。
③ 大きな鍋にたけのこ、かぶるくらいの水、赤唐辛子、米ぬかを入れる。
※ たけのこの風味を残しつつエグミを取ってくれる。
赤唐辛子の効用を疑問視してる人がいたな、今朝の番組で(笑)
④ 落し蓋をして強火にかける。
⑤ 沸いたら弱火。フツフツした状態で30~40分茹でる。
⑥ 根元部分に串を刺してスッと通れば茹で上がり。
⑦ 落し蓋をして茹で汁につけたまま一晩おく。
※ アクを出し切る。
たけのこ茹で2日目
① 水で洗ってぬかを落とす。
② 切り目から皮をむく。
※ どこまで剥くか分からない場合はかじる!
大丈夫!大丈夫!
③ 表面に残っている皮を峰でこそげて整える。
④ 穂先のやわらかい皮をクルリと剥いてとっておく(姫皮)
たけのこ保存術
・ すぐに使わないときはボウルか保存容器に入れる。
・ かぶるくらいにして(茹で汁1/2~2/3カップ+水適量)たけのこを浸ける。
※ 茹で汁を加えることでタケノコが水っぽくなるのを防ぐ。
・ 冷蔵庫で3~4日保存。
・ 水はかえなくてよい。
・ 使う時は洗って水けを切る。
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【2023年】
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おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
文章だらけをご覧くださりありがとうございました!
お疲れさまでした。
今日も楽しい食卓でありますように。