四季折々の暮らしに合う保存食と手仕事を紹介するシリーズ。
この時期ならではの格別なおいしさ
山椒の手軽な活用法です。
普段のおかずづくりにも重宝する山椒みそ。
甘めに仕上げて山椒の辛みを立たせるレシピです。
早速ご紹介します!
「山椒みそ」
材料
実山椒:枝付き50g(正味大さじ3)
米味噌:200g
酒:1/2カップ
砂糖:大さじ2
作り方
① 実山椒は水に漬けておく。実を小枝から外しサッと水で洗って水けを拭く。
※ 小枝と実の境目に爪を立て実をまっすぐに引っ張る。
② 鍋にたっぷりの湯を沸かし実山椒を中火で3分茹でる。
※ 沸騰状態を保ちながら茹でる。
③ ザルに上げ1時間水にさらす。
※ アクや苦みが抜けて食べやすくなる。
④ ザルに上げ、水けをしっかり拭き取り粗みじん。
⑤ 鍋に味噌、酒、砂糖を入れてなじむまでよく混ぜる。
⑥ 刻んだ実山椒を加えて中火。
⑦ 焦げないように絶えず混ぜながら2~3分煮る。
⑧ フツフツしたら火を止める。
⑨ 粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れる。
※ 表面が乾燥してダマになるのを防ぐため、粗熱が取れるまでこまめに混ぜる。
※ 冷蔵庫で2週間保存可能。
「山椒みそと牛肉のレタス巻き」
材料
牛小間肉:200g
赤パプリカ:1/4個(50g)
レタス:4枚
山椒みそ:適量
サラダ油:小さじ1
作り方
① パプリカはヘタと種を除き縦に薄切り。
② フライパンにサラダ油を中火で熱し牛肉を炒める。
③ 色が変わったら山椒みそ(小さじ1)を加えてよく混ぜ火を止める。
④ レタスに牛肉、パプリカ、山椒みそ(適量)をのせ巻いていただく。
※ 豚にも鶏にも合う!
アレンジレシピ
※ おにぎりの表面に塗って焼き色がつくまで焼く。
※ 厚揚げにのせてこんがり焼く。
※ 食パンにバターと共に塗ってこんがり焼く。
※ 野菜炒めや、素揚げ、サバの煮付けにも。
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「山椒みそ・牛肉のレタス巻き」
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おしまいに
どうぞ参考になさってくださいね。
ご覧くださりありがとうございました。
今日も楽しい食卓でありますように!